HIOKI RECRUIT

社員と仕事

製品開発ストーリー vol.2

HIOKIは2016年10月20日(木)に電源品質アナライザPQ3100 を発売しました。このPQ3100 を開発するチームは、約15 名の社員で構成されています。今回はその開発に携わった女性技術者3 名にお話しを伺いました。


社員プロフィール(写真右から)

技術1部技術1課 主任 2008年入社
島 有加
技術1部技術1課 主任 2009年入社
金井 志帆
技術1部技術1課 主任 2010年入社
酒井 理紗

電源品質アナライザPQ3100開発ストーリー

今回発売したPQ3100について教えてください。

島: 現代社会において、電力はもっとも重要なインフラのひとつ。トラブルが発生しないように日頃から保守管理を行うことは大変重要です。また機器の故障や急激な電力需要などを原因として電源トラブルが発生した場合には、速やかな原因の解析が求められます。その際に用いられる計測機器が電源品質アナライザです。
 近年は太陽光発電などの再生可能エネルギーの普及が進んでいますので、直流計測が求められるようになりました。こうした市場のニーズを踏まえて、直流の電源品質監視に対応したのがPQ3100の大きな特長の一つです。

 

 

入社以来の仕事とPQ3100の開発チームでの業務を教えてください。

島: 入社以来アナログ設計を担当しており、開発に携わった製品にはクランプ電流計や系統用電力計があります。
PQ3100の開発では、アナログ回路の設計と評価試験を行ないました。評価試験は、設計した通りにPQ3100が正しい動作をするか確認するという大事な仕事です。




金井: すでに発売している電源品質アナライザの評価や機器用電力計のデジタル設計をしてきました。PQ3100でも引き続きデジタル設計を担当しました。主な仕事としては、CPUやメモリ周辺のデジタル回路設計でした。





酒井: 一貫してソフトウェアの開発業務をしてきました。具体的には機器用電力計のアプリケーション開発や系統用電力計の画面設計(キー操作、画面デザインなど)になります。PQ3100では、画面設計をしました。




開発にあたって苦労したことは何ですか?

島: 今回PQ3100の開発途中に設計変更がありました。チーム内で検討した結果ではありましたが、基板を大きく変更する必要があったため、使用部品の入れ替えや評価のやり直しをしなければなりませんでした。当時は非常に大変な思いをしましたが、無事発売することができ、大きな達成感とやりがいを感じています。

金井: 私も島さんと同じで、設計変更が頭に思い浮かびます。LCDやインターフェース周辺部品の見直し作業を進めました。

酒井: PQ3100は世界で発売しますので、10か国語の表記に対応しています。10の言語(英語、中国語、仏語、独語、トルコ語etc.)の翻訳を協力会社に依頼し、画面表示の設計をすることは非常にたいへんでした。語学力の必要性も痛感しました。





ワーク・ライフ・バランスは実現できていましたか?

酒井: 私は第1子を出産後、育児休業を取得しました。2016年2月から職場に復帰し、PQ3100の開発に携わりました。ソフトウェア開発業務は、比較的作業量の調整がしやすい面がありますので、仕事の進め方を工夫することで対応してきました。家族の協力や職場の皆さんの理解もあり仕事と家庭を両立することができました。

島: 先ほどお話した設計変更のように開発の現場では時間が足りなくなることが時に起こります。その際は、現場のマンパワーで対応せざるを得ないこともありますが、そういった時でも工夫をして時間短縮に努めています。例えば今回の設計変更では、社内の試験設備の使用スケジュールを調整して、スムーズに業務を進められるようにしました。また、残業した時は別の日に定時で帰り、メリハリをつけるようにしています。

金井: PQ3100の開発では、島さんが評価スケジュールの一覧表を作って管理してくれたので、とても助かりました。今回のように回路設計を修正しないといけない場合には、帰宅が遅くなってしまうこともありますが、そうでなければ早めの帰宅を心掛け、趣味を楽しむ時間に充てています。

皆さんがHIOKIに入社した理由を教えてください。

島: 私はもともとメーカー志望でしたが、製品の一部分ではなく開発全体に携わりたいと思っていました。その意味で、HIOKIであれば、それが叶えられると考えて志望しました。また、趣味がウィンタースポーツなので長野県の企業に入りたかったというのもあります(笑)

金井: 学生時代からエンジニアになれたら良いなと考えていました。目に見えない測定対象を数値化したり、可視化することで、様々な場面で役立つことができる計測器は、とても魅力的に感じ、入社を志望しました。長野県出身のため、地元で働きたいという想いもありました。

酒井: ものづくりに興味があり、地元である長野で、ものづくりができたらいいなという想いが漠然とありました。学生時代に両親と来たHIOKI祭りで社員の皆さんがとてもイキイキしている姿にこんな会社で働きたいと思い、志望しました。


私たちと一緒に、社会を支える計測器をつくりませんか?

みなさんにお会いできるのを楽しみにしています!



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